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『木簡学入門』発売予定日変更のお知らせ

2020年10月28日に発売を予定しておりました志学社選書02『木簡学入門』ですが、
制作上の都合により、発売予定日を11月27日に変更させていただきます。

お待ちいただいている読者の皆様、書店様にはご迷惑をおかけして恐縮ではございますが
刊行まで今しばらくお待ちいただけましたら幸いです。

※発売日変更に伴い書店様からの注文受付も延長しております。
 注文書はこちら→【注文書DLページ】
 (注文書記載の締日を過ぎてもお受けしています)

ISBNコード:978-4-909868-01-5
発行元出版社:志学社
著者:大庭 脩
本体:2,500円(予価)
発売予定日:2020年11月27日

【内容紹介】
地下から陸続と立ち現れる簡牘帛書等の出土文字史料は、
いまや中国古代史を研究するうえで避けて通れないものとなった。
まとまった簡牘の獲得は20世紀初頭に始まるが、その研究が本格的に開始され、
「木簡学」が提唱されるのは1974年といささか遅れてのことであった。
著者は日本における漢簡研究の揺籃時代より、急逝するまでの半世紀にわたり
「木簡学」分野におけるトップランナーのひとりであった。
その著者が初学者に向けて著した本書もまた、
初刊より40年を経てなお朽ちぬ魅力をたたえた、「木簡学」の基本書である。

【目次】
まえがき
第一章 木簡学への誘ない
第二章 木簡とは何か ――その形と名称――
第三章 フィールドの木簡と墓中の木簡
1.フィールドの木簡
2.墓から出土する木簡 一 ――書籍――
3.墓から出土する木簡 二 ――遣策――
第四章 対匈奴防衛線の展開 ――シルク・ロードの探検と木簡――
第五章 カレンダー ――月と日と時と――
第六章 北方官吏の世界 ――文官と武官――
第七章 スクランブル ――騎士と戍卒――
第八章 前線での刃傷沙汰 ――さまざまな事件やトラブル――
第九章 冥土へのパスポート
第十章 文書政治と帳簿の査察
第十一章 木簡学の華 ――冊書の復元――
第十二章 書きつぶしと削り屑
あとがき
解説 荊木美行
大庭先生の思い出 吉村昌之

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