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西周貴族にとっての裘

「西周貴族にとっての裘」
本稿では西周金文に見える賜与品のうち、「裘」が重臣や老臣を慰労・激励するための物品であり、そうした慰労・激励の儀礼が西周期に存在したこと、そして「裘」がそのような性質を持つに至った背景として、周王室の山林藪沢、具体的には辟雍との関わりがあったことなどを議論する。
本書は『中國古代史論叢』六集(立命館東洋史學會 2009 年3 月31 日発行)所収の論文を、志学社論文叢書の一冊として電子書籍で単行したものです。論文の体裁・内容については、原則として刊行当時そのままになっております。
志学社論文叢書は、入手の難しい論文を電子出版の形でアクセス・入手しやすくなることを目的として刊行したものです。

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