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『中国史史料研究会会報』創刊号配信

会報創刊号表紙

会員の皆さま、ご入会、ありがとうございます。このたび、7月1日(月)に『中国史史料研究会会報』創刊号を配信させていただきました。

中国史史料研究会会報 創刊号 目次

  • 亀田俊和「亀田俊和の台湾通信 第2回」
  • 佐藤信弥「世界漢字学会 第6届年会 参加報告」
  • 広中一成「東亜同文書院の変遷」
  • 綿貫哲郎「中国史”論文”の集め方(簡易版)」
  • 平林緑萌「前漢功臣伝抄 第1回 奚涓」
  • 佐藤信弥「中国時代劇の世界 第2回『三国志:Secret of Three Kingdoms』」

研究ガイドからエンタメまで彩り豊かに

終戦まで約半世紀にわたって上海を拠点に多数の人材を輩出した東亜同文書院。その簡史をまとめた広中一成氏(愛知大学)「東亜同文書院の変遷」は編集子推薦です。綿貫哲郎氏(日本大学)による研究ガイド「中国史”論文”の集め方(簡易版)」は、論文や図書の探し方や入手法を初学者向けに丁寧に解説したもの。準備号で大きな反響を集めた、『観応の擾乱』(中公新書)の亀田俊和氏(台湾大学)による連載「亀田俊和の台湾通信」は待望の続編を掲載。『中国古代史研究の最前線』(星海社新書)の佐藤信弥氏(立命館大学)の連載「中国時代劇の世界」では『三国志:Secret of Tree Kingdoms』を取り上げます。また「世界漢字学会 第6届年会 参加報告」は、ドイツのフリードリヒ=アレクサンダー大学の孔子学院が舞台。トラブル続きだったようですが?平林緑萌氏(志学社)は前漢高祖功臣のうち、侯第七位に列せられながら事績がほとんど残っていない奚涓とその死後に封国を継いだ母侯疵について考察します。

第2号以降も、続々と企画・準備が進行中です。どうぞ、ご期待ください。

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