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9.12019
『中国史史料研究会会報』第2号配信
『中国史史料研究会会報』第2号、(日本時間)9月1日朝、配信いたしました。
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中国史史料研究会会報 第2号 目次
- 古勝隆一「東豊書店の思い出」
- 亀田俊和「亀田俊和の台湾通信 第3回」
- 牛根靖裕「元代劉黑馬家族墓(上)」
- 松島隆真「渡邉義浩『漢帝国:400年の興亡』」
- 佐藤信弥「中国時代劇の世界 第3回『月に咲く花の如く』」
- 広中一成「満洲人物伝 第1回 李際春:李香蘭の養父の実像」
- 平林緑萌「前漢功臣伝抄 第2回 劉襄:劉氏になった項羽一族」
会報第2号概要
○今年6月末に惜しまれつつ閉店した、東京代々木の「東豊書店」。簡木桂店主夫妻とも親交のある古勝隆一氏(京都大学人文科学研究所)が、いち顧客として書店と店主について振り返る。○いよいよ、台湾大学の面接に臨む、亀田俊和氏(台湾大学)。お馴染み「台湾通信」の第3回は、模擬授業と面接、そして初めての台湾渡航の様子を筆者の視点で軽妙に?回顧。○2009年、西安郊外で発見された、モンゴル帝国時代の有力者劉黒馬とその子孫の墓群。その出土品や出土状況から思わぬ発見が相次いだ。豊富な図版で牛根靖裕氏(龍谷大学)が解説する。○渡邉義浩氏の新刊『漢帝国:400年の興亡』(中公新書)を、『漢帝国の成立』の著者松島隆真氏(京都大学)が論評する。この異色の漢代通史を松島氏はどう捉えたか?○清末の陝西省涇陽を舞台にヒロイン周瑩(しゅうえい)の半生を描いた「ラブ史劇」。しかし、佐藤信弥氏(立命館大学)はそこから本作の魅力を全く異なる点に見出す……○歌手・女優として旧満洲で一世を風靡した李香蘭(山口淑子)。その養父である李際春の知られざる生涯を、広中一成氏(愛知大学)が取り上げる。○「劉邦に降った項羽一族(劉襄)の息子(劉舎)が、漢王朝の丞相に登りつめた」。この現象を切っ掛けに、項氏一族の去就を平林緑萌氏(志学社)が探っていく。
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