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木簡学入門

地下から陸続と立ち現れる簡牘帛書等の出土文字史料は、
いまや中国古代史を研究するうえで避けて通れないものとなった。

まとまった簡牘の獲得は20世紀初頭に始まるが、
その研究が本格的に開始され、「木簡学」が提唱されるのは1974年といささか遅れてのことであった。
著者は日本における漢簡研究の揺籃時代より、
急逝するまでの半世紀にわたり「木簡学」分野におけるトップランナーのひとりであった。
その著者が初学者に向けて著した本書もまた、
初刊より40年を経てなお朽ちぬ魅力をたたえた、「木簡学」の基本書である。

 

著:大庭脩
ISBN:978-4-909868-01-5 C0322
本体価格:2500円
発行:2020年11月27日

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